haisyaqa: 2018年4月アーカイブ

答えから言いますと、「なります。」


この歯周病という病気は人間の体が退化していくときにあらわれるもので、成長期の子どもにはないはずなのですが。
しかし、実際には今日の食生活の著しい変化で、粘着性の高い柔らかい食物が多く、小学生や中学生の中には歯周病が出現するのです。 まさに文明病そのものともいえるでしょう。


小学校の歯科検診で歯肉炎と診断された経験のある人がいると思いますが、これは歯周病と言ってもいいですね。歯周病は進行に応じて初期段階と中期段階と重度段階の3段階に分けられているんです。昔は初期段階の歯周病のことを歯肉炎と呼んでいました。ちなみに中期段階の歯周病は歯周炎、重度段階の歯周病は歯槽膿漏と呼ばれています。


小学校の歯科検診で歯肉炎と診断されたら、それは初期段階の歯周病ということになるでしょう。
しかしながら、小学生で歯周炎や歯槽膿漏になってしまうことはまずないとは思います。

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歯周病と糖尿病の関係性

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歯周病は以前から、糖尿病の合併症の一つと言われてきました。ご存知でしょうか?実際に糖尿病の人はそうでない人に比べ歯肉炎や歯周炎にかかっている人が多いという疫学調査が複数報告されています。そして最近では歯周病になると糖尿病の症状が悪化するということも明らかになってきました。


つまり、どういうことかというと歯周病と糖尿病は相互に悪影響を及ぼしあっているとも考えられるようになってきたのです。そして歯周病治療で糖尿病も改善することも分かってきています。


詳しいメカニズムは解明されていませんが、歯周病の病巣から放出されるLPS(歯周病菌由来の毒素)やTNFαが脂肪組織や肝臓のインスリン抵抗性を増加、血糖値を上昇させます。


また、重度歯周病患者では血中CRP値が上昇し、動脈硬化や心筋梗塞発症のリスク亢進と密接に関与すると考えられています。さらには、この慢性炎症が個体の老化を促進するという論文も出てきました。


このように歯周病と糖尿病、メタボリックシンドロームの関連性が注目されています。
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