歯科業界のこと

全国の歯科医療機関のおよそ半数近くが、歯を削る医療機器を患者さんごとに交換をしないで使いまわしている。との調査結果が厚生労働省の研究班からでましたね。5年前の検査結果に比べたら改善してはいるものの、まだまだ院内感染のリスクが根強く残る結果となりました。


「ハンドピース」と呼ばれる柄の部分の管理の問題なのですが、治療時には口に入れ唾液や血液が付着しやすいので使い回せば細菌、ウイルスを感染させてしまうリスクがあります。日本歯科医学会の指針は、患者さんごとに機器を交換、高温蒸気で滅菌するよう定められています。

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OBS 経過観察

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「Observation」の略で、歯科医療の現場では多用される言葉です。普段の食生活、生活習慣などの見直しなどにより、状態がどのように変化するか観察しておきたいときなど、様子を見て治る具合を見てみたいときなど、経過観察してみることがあります。


どんな治療も患者さんの状態を深く見守ることによって、ベストなタイミングと、ベストな処置を施すことは大切なのです。下手に治療するよりも、慎重に今後のことを検討することも大切なのであります。


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パフォってしまったとか、パフォるなどといった言葉は聞いたことありますか?
これはパーフォレーション「perforation」のことで歯に穴をあけてしまったりすることを指します。主に根の治療の際にこういった言葉を使います。パフォった場合、封鎖を試みますが、最悪の場合は抜歯になることもあります。


よく歯科衛生士や歯科医師、歯科業界の話の中でよく出てくる言葉です。また、一般的に根尖に近い部分でのパーフォレーションのほうが予後が良いとも言われます。

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天然ゴムを使用している製品に触れて起こるラテックスアレルギー。
その症状は蕁麻疹、喘息発作、アナフィラキシーショックなど、様々です。
最近では医療機関で天然ゴムの手袋を使用しているので、ラテックスアレルギーをもっている患者さんに触れるときには絶対に天然ゴムの手袋で触れないようにします。


また、ラテックスアレルギーをもっている患者さんは、治療にかかる前に必ず先生にそのことを報告しましょう。「もしかしてラテックスアレルギーなのかな?」と疑わしい場合でも必ずその旨を伝えましょう。


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1982年に八王子市で発生した医療事故です。


歯科医院の院長(当時69歳)がう蝕予防用のフッ化ナトリウムのラベルがある合成樹脂製小瓶の液体を脱脂綿にしみこませ、市内に住む3歳の女児の歯に塗布したところ、嫌がり、その後、女児の母親と歯科助手の女性が女児の体を押さえつけ、さらに液体を塗布したが、女児は診察台から転がり落ちて苦しがり、口からは白煙が上がった。
救急車で搬送されたが、その後、急性薬物中毒のため死亡した。


この液体は、歯科材料会社から大瓶で購入し、歯科医師が小瓶に移し変えて使用したが、事故後、歯科医師の妻が「薬をまちがったのではないか?」と思いためしに自分の歯に塗ったところ強い刺激を受けたため吐き出したみたいです。


フッ化ナトリウムのつもりで「フッ素」と注文し、歯科材料の調達会社はこれを歯科技工用の「フッ化水素酸」と解釈し配達し、歯科医院ではフッ化ナトリウムとして保存していたみたいです。


昔はこんな恐ろしい事件もあったのですね。
歯科医院の現場では、女医さんを雇うのに躊躇する歯科医院が稀にあると聞きます。
理由はこうです。


女医はいずれ結婚し、妊娠。現場を離れることが多々あるので、患者さんの引継ぎなど、開いた穴を埋めるためにさらなる求人をしなければならないからです。まあわからなくもないですね。


それでは患者さんにとっては、男性の歯医者さん、それとも女医さん。
いったいどちらのほうが良いのでしょうか?歯の治療は細かな配慮や細かな技術が必須です。男性の歯科医師先生でも繊細で、几帳面な先生もいますし、女医でもがさつなヒトはいますから、どっちが良いのかは決めることは難しいのかもしれませんね。


いずれにしても、自分にあった先生にめぐり合いたいものですよね。

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